主催:群馬県体育協会 群馬県ソフトテニス連盟
平成16年度総合一貫強化対策
アドバイザーコーチ招聘強化事業

ソフトテニス競技

平成17年1月22日〜23日  渋川市総合公園体育館


 この事業は群馬県競技スポーツ推進実施計画に基づき、本県から全国大会や世界大会で優勝する競技者を輩出し、国民体育大会で優秀な成績を収めるため、県内外から優れたアドバイザーコーチを招聘し国体に対する意識の高揚と競技力の向上を図ることを目的として開催されます。
 今回も昨年に引き続いてナショナルチームコーチの斉藤 広宣先生(松戸市役所)を講師にお招きして開催しました。

  
    斉藤 広宣先生           開会行事秋塚成年男子監督より 講師紹介
 

122日(土)video

 講習
ボレー練習
 1ストレート上げボール 基本ボレーから 

  

 
要点1 ハンマーグリップで

  ・人差し指を離さないでラケットを持ちボールを捕らえてみる
  ・人差し指、中指を握らないでボレーしてみる
  ・ラケットヘッドで押さえようとしない

  ・手のひらの感覚を大事にする。
 要点2 軸足に長く乗っている感じで  
  
  ・早く踏み込み足を出さない

   ・右足だけに乗って、左足を出さないでやってみてもよい

 2 ディフェンス連続ボレー ストレートから正クロス
  ボール出しはセカンドレシーブの位置からストレートと正クロスに連続して攻撃的なボールを出す。

  
 要点1 
スルーしないで果敢に、ボレーする
 要点2 面の操作をしないでコンパクトに
 要点3 上げ手に合わせずに、ランニングのスピードを上げること

 3 9本連続ボレースマッシュ



 
右ストレート中間ポジションから
 1 右ストレートローボレー
 2 右ストレートフォアボレー
 3 逆クロスバックポーチボレー
 4 左ストレートスマッシュ
 5 左ストレートローボレー
 6 左ストレートバックボレー
 7 正クロスフォアポーチ ボレー
 8 右ストレートスマッシュ
 9 右ストレートローボレー
 
 4本以上ミスをしたらスクワット10回
 最後はノーミスで9本連続できたら上がり

ストローク練習
 ゲーム形式ストローク打ち分け
 サービスラインより短いボールはアウト
 ストレートからはクロスへ返す
 コート半分の幅を使って攻め合いをする
 ミスした方のペアはスクワット10回

ボレー練習

 1 バスケットボレー
 身体の前でしっかりボールをとらえるために買い物かごでボレー練習
 上げボールはトップ打ちで
  

  

 2 ラケットに持ち替えてディフェンスのボレー

 

テイクバックしすぎに注意。ポイントを前にする。
ポーチの時のようにラケットを引いたらよけい怖くなるし間に合わない。
自分のリズムでちょっと引くくらい。

入り方が遅いと逆がとれない。1歩目の右足を早いタイミングで出す。
後衛のテイクバックが完了したときには最初の1歩はいっていないと両方とれない。

ネットから離れすぎているとボールが吸い込まれてしまう。

 
123日(日)Video新




1 フォアボレー
  大振りをしないボレーをしよう。テイクバックが大きくなりやすい、それがミスにつながりやすい。

  コンパクトに、ラケットの引きをできるだけ小さくする。ヘッドを後ろに引かない。
  左手の人差し指をラケットフェースにつけたままセットしてボレーに入る。
  グリップエンドが勝つような動きで面を残す。
  引っ張るときは手で方向を変えるだけでなく体全体を使ってバランスよく打つ。

   

2 ポーチボレー
  フォアボレー
  スタンス:膝を伸ばしきりにしない
  一歩目を大きく出せるようにする。
  右足の向きが自然と進行方向に向くようにすれば、左足が進行方向にうまく踏み出せる。
  二歩目の右足が軸となってためを作る
  これもディフェンスと同じで大振りをしないで身体の前でボレーする。
ラストノーミスで3周
  
  バックボレー
  バックの場合もあまり大きくテイクバックをとらないで、打点を前にとるようにする。
  踏み出しの一歩目はフォアの場合よりやや小さめに(左足の前くらいで)踏み出す。
  続いて左足を大きく踏み出して軸足とする。
  左手をガットにつけてそれほどラケットを引かないようにする。

3 スマッシュのフォロー
  コンチネンタルグリップを使ってスマッシュのフォローをする。できるだけノーバウンドで
  相手の前衛がスマッシュ体勢に入るのを見てサービスラインの少し前まで後退しフォロー体勢を作る。
  スマッシュは決まって当然だが、一本でもフォローできれば大きなポイントとなり、相手に対するプレッシャー  にもなる。相手のスマッシュミスも誘うことができる。

4 ポーチに出る判断
  相手後衛がセンター気味で回り込んだときが一番ポーチしやすい。
  クロスから打たれる場合はストレートを守ることが多い。
  味方後衛がストレートロブで相手を走らせたとき、ポーチのチャンス。

5 アタック止めのボレー
  逆クロスから引っ張って前衛アタックされた場合のボレー
  一歩目左足を早めにセットして、コンパクトにボレーに入る。
  身体がつっこまないように。踏み出した右足に身体を乗せて。
  逆に来た場合も対応できるようにするが、基本的にサイド側8割程度と考える。