晴れの国おかやま国体
2005.10.23−26  浦安総合公園テニスコート

群馬県チームの結果


成年男子    観戦記
10月25−26日


3位決定戦 10月26日

          群馬 2 − 1 埼玉
  篠原 ( 秀 ) ,櫻井 3 − 4 菅野,廣島 ○
○     関根,茂木 4 − 3 金川,仙福
○ 篠原 ( 和 ) ,園田 4 − 0 池田,石井

準決勝
10月26日
     京都 2 − 0 群馬
○  東,合田 4 − 3 篠原 ( 秀 ) ,櫻井
○ 川崎,橋本 4 − 2 関根,茂木
準々決勝
群馬 A− 0 熊本
○ 篠原 ( 秀 ) ,櫻井 4 − 2 浅川,村中
○ 関根,茂木 4 − 3 中元,福嶋

2回戦
群馬A−1 岡山
○ 篠原 ( 秀 ) ,櫻井 4 − 3 室谷,川村
関根,茂木 3 − 4 上松,須増 ○
○ 篠原 ( 和 ) ,園田 4 − 1 原田,小林

1回戦
群馬 B− 0 富山
○ 篠原 ( 秀 ) ,櫻井 4 − 1 片山,宮崎
○ 関根,茂木 4 − 2 中川,高林
○ 篠原 ( 和 ) ,園田 4 − 1 小峯,加納
強化コーチの須永さんから観戦記を送っていただきましたので掲載します。
   
   今回の3位入賞の快挙に県内のソフトテニス関係者が
   勇気付けられたと思います。
     そこで国体でのエピソード等を御紹介させていただきます。

   宿泊地は、瀬戸大橋が見える素晴らしい環境のホテルに
   宿泊でき、夜はその壮大な景色に癒されておりました。
    試合は、1回戦、ジャパンの小峰 率いる富山戦でした。

   篠原弟・桜井、関根・茂木、篠原兄・園田の順で参戦
   結果は、好ゲームつづきの3勝でした。富山には、宮城国体
   で負けている為、油断は、無かった。また 小峰がジャパンの
   マカオ遠征帰りで体調が悪そうだったのも指揮に影響が
   あったかも?(小峰は、3番で出場した)

    2回戦は、地元 岡山県 応援が200人程いたかなー。
   群馬応援団は、それでも30人くらいは、いましたね。
   第一対戦:篠原弟・桜井vs室谷・川村、ゲーム途中より
   篠原の素晴らしく柔らかいボール回しと桜井の反射神経
   ボレーで激戦のファイナルを追いつき、制した。
   第二対戦:関根・茂木vs上松・須増、逃げる上松、追う
   関根の展開、ファイナルも2本追いつかなかった。
   2回戦は、地元 岡山テレビで生中継、岡山の大橋先生が
   解説をしたいました。上松は、絶対勝つと豪語しての
   試合でしたがファイナルの接戦では、勝ってください。に変わ
   ってました。
   三対戦は、篠原兄・園田vs原田・小林、あっというまに
   ゲーム3-0リード、大橋先生も原田さんが教え子だとのことで
   あんなに練習したのにとのコメント。
   それほど強かった。
    それから岡山テレビの可愛いアナウンサーと大橋先生は、
   チーム群馬の応援団となり、次ぎの対戦時(熊本戦)の
   テレビ収録でも2人で群馬頑張れと応援していただいた。

   熊本戦の1戦目もナショ対決となり群馬の篠原ペア、熊本の
   浅川ペアとの戦い、2ゲームを浅川のアタック攻勢で失うも、
   柔らかストロークと反射ボレーで応戦、最後は、2人のペアが
   噛み合って4-2勝ち。
    関根ペアも九州では、豪傑の中本・福原にファイナルで
   勝った。試合後半の茂木の勝負が効いた。
    3番は、無し。・・・後で聞いたが相手の3番は、今年の
   東日本チャンプ(早稲田)だったそうで、夜の風呂で聞いて
   胸をなでおろした。(3番もやれば、勝ったと確信してるが)
    この日は、ベスト4でおしまい。

   ベスト4で群馬のチームが優勝に近いと言った人が多かった。
   選手、スタッフ、応援団も含めた雰囲気がそう感じられたと。
    次の日、朝一の試合で、相手は、昨年優勝の京都。

   1対戦:篠原・桜井vs東・合田、先行される展開、相手も
   緊張感が漂い、意識している感が強かった。
   結果、ファイナルでマッチを取りながら惜敗。
   神様がもう少し精進しなさいと言っている様であった。
   2対戦:あの川崎ペアと関根ペアとの対戦、結果は、2で破れ
   たが、この試合にも布石があった、9月におこなわれた全日
   本社会人で このこの両雄が対戦しているのだ。
   結果は、やはり2で川崎の勝ちでしたが、序盤は、剛打 
   川崎に真っ向から打ち勝ち、2-0 リード、それから柔らかい
   展開をされて やられちゃったが、国体では、剛打 川崎が
   序盤からロブの展開、意識しまくりだった。・・・が その作戦
   が とてもいやだった。(見ていて)

    3位決定戦は、埼玉戦、関東ブロックでは、3勝している。

   1戦目は、これまたナショ対決、篠原ペアvs菅野ペア これまた
   テニスってこんなに簡単、と言わせる様な両後衛のボール
   回しでファイナルへ、最後は、打てた菅野に軍配が。
    ここで関根・茂木の登場、この対戦が始まる前、京都に
   破れガッカリしているチームに魂を入れた・・・?
   埼玉戦が国体チームのひとつの柱を数年続けてくれた関根・
   茂木の最後の試合であった。この試合を花道にしよう。
    関根ペアは、超ー頑張った。またまたファイナルで茂木が
   運動会の様に勝負した、駆け回った。関根が吼えた。
   3対戦は、またも圧勝、ミーティングで今年の群馬のキャッチ
   フレーズは、“打つべし”と決めた篠原が心で繰り返し
   打つべし・・・強かった。
   園田のプレーも驚異的なフォローやアタック ストップで会場を沸か
   せた。

    群馬初の3位入賞でした。

   閉会式では、賞状をもらうより、岡山放送の可愛いアナウンサー
   が感涙して群馬は、本当に良いチームですねと何度もコートで   
   繰り返してくれたことに感激した選手も多かった。

    会場の人たち、選手の家族等、遠方まで応援にきて
   チーム群馬は、本当に強い。

   こういう形で皆からさらに応援していただけるチームになれれ
   ば、神様が日本一になってもいいよ、と言ってくれる気が
   しました。

   もう少し頑張りましょう。選手も群馬の方々も。


平成17年度秋季国体 成年男子 少年男子