平成13年度群馬県ソフトテニス連盟指導者研修会
平成13年12月2日(日) 高崎高校体育館にて
講師 井伊 勝利先生
この研修会はマネージメントコーチの篠原先生が中心となって企画し、高体連、中体連、県連と共同で開催したものです。
今回は、元世界チャンピオンで高崎市在住の井伊 勝利先生をお迎えして開催しました。
県内からたくさんの参加者が集まり熱心に受講しました。
健大高崎高の2年生6名が実技のモデルを務めて、レベルの高い講習になりました。
講習内容を徐々に掲載します。
午前の部 午後の部ネットプレイはこちら
1 講義 何を目標にするか 競技スポーツ:より速く ・・・ミスしやすい より正確に ・・・遅くなる この矛盾したことを追求する。 リズムとバランスが大切 生まれ育って持っているものは直せない 意識させてはいけないことを意識させるとバランスを壊す。 自転車に乗るにしてもある程度のスピードでこがなければ倒れてしまう。 平均台でも倒れそうになれば自然に腕でバランスをとろうとする。 動きの中で自然にバランスを保とうとする力を信じて引き出してやることが大切。 原理・原則を大切にした指導を グリップ強く握らない方が速いボールが行く 二本の指だけでラケットを持っても打点の前後でコースの打ち分けができる。 ロブ:頭の位置を後ろに トップ打ち:頭の位置を前に |
2 アンダー打法の練習ネットに近いところから短いボールを打つ練習 |
フォアハンド |
柔らかくひざを使って |
頭の位置を後ろにすると楽 |
最後にドライブ面でなくてもよいということで |
3 コースの打ち分け:同じフォームで打点の前後で打ち分ける |
(1)クロスへ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
(2) ストレートへ |
1 |
2 クロスの4と較べてみよう |
3 |
(3) 逆クロスから打ち分け |
特に流し打ちは身体を逃がして打点を思い切って後ろに、回転で打つ |
4 スピードのあるボールを打つには 試合中、アウトするのは力を入れているからではなく、ネットを越える高さのコントロールができないからのことが多い。ここではまず思い切って大きく打つ練習をして、その後ネットの超える高さを制限する。 |
2階のギャラリーめがけて思い切り |
次にこの高さに打つのだ |
5 軸足設定の大切さ テイクバックと軸足設定のタイミングは一緒。つま先の向きは打つ方向に対して直角に |
6 一本足打法軸足一本で打つ |
左脚を思い切って前に振ることで上体のひねりが生まれる |
6 同じフォームからトップ打ちとロブの打ち分けさてどちらがロブでしょうか? |
1(こちらがロブ) |
2(シュート) |