「第50回全日本東京インドア」観戦記・写真

1月10日東京体育館で行われた「第50回全日本東京インドア」を観戦してきました。
まず、度肝を抜かれたのは観客の多さです。1万人入る東京体育館の3階席まで観衆でびっしり。演出も素晴らしく、両サイドにある大型スクリーンにプレーの再現や成績、現在やっている試合をタイミング良く映し出し選手のアップされた表情なども手に取るように判りました。平田選手の真剣な表情がアップされると会場から思わず「可愛い」の声が上がりました。スコアも電光掲示案に判りやすく表示されどのコートで誰の試合が行われスコアがいくつか等どこからでも確認できる配置でした。決勝前と表彰式後にはコートに赤絨毯ならず赤マットを敷き、派手な抽選会等も行われました。
 試合は日本のトップ選手ばかりですのでどの試合も素晴らしく会場からは、ため息と拍手の連続でした。特に男子は若手学生と中堅・ベテランの戦いでしたが気力充実で空中戦を制した篠原・小林が優勝、2位の鹿島・中本も決勝で敗れはしたものの若さあふれる柔軟な体と俊敏な動き対応力の早さは人間業とは思えないほどの迫力がありました。
 女子は、皇后杯の雪辱に燃える上原・平田が、初戦で皇后杯優勝の東田・藤本に勝利した勢いそのままに男子とは違った徹底した雁行陣を守り抜き、安定した戦いで今年度初のビッグタイトルを手にしました。上原選手の迫力ある強打と見事なロビングのコンビノーション、平田選手のネットにぴったり付いてのアタック止めは思わず観客をうならせる場面が何度もありました。
 私自身興奮さめやらぬ状態で新幹線での帰路ににつきました。
 掲示板をご覧の皆さん、この東京インドアの迫力をそっくり生で見ることができます。
 男子の1位〜3位までの篠原・小林、鹿島・中本、中堀・高川がそのままのペアで1月31日の原町総合体育館での招待インドアに見参します。
 福島県にこれ程のメンバーが集まることは2度とないかも知れませんので、素晴らしいお年玉をもらったと思いぜひ観戦して日本一の迫力あるプレーを肌で感じて下さい。
                                    理事長 川島 登


               手前3位の中堀・高川



        準決勝を戦う上原・平田、手前は中川・阿部.



                 女子決勝戦.



                   超満員の会場